どこにiBOXをつけるのですか?

ドアのノブ、水道メーター用パイプのように、頑丈な金属性のものにフック部分をかけて設置します。(上記以外でも、窓の格子や玄関の格子など、金属性のものであれば設置はできますが、キーボックスのセキュリティー性能を最大限に活かすためにはドアノブや水道メーター用パイプへの設置を推奨します)もし、設置する場所が見当たらない場合は、バイク用のチェーンで太めもの(10mm以上推奨)をフックに通して設置することも可能です。

お金はかかるの?

売主様の負担は0円です。今までより安心して鍵を預けることができ、物件販売への近道となりますが売主様への負担は一切ありません。(仲介業者と特別なご契約を結ばれている場合を除きます)

雨風にさらされて本当に大丈夫?

iBOXは厳しい審査基準を満たし、屋外での使用を目的として開発されています。雨風どころか台風だって平気です。熱にも強く、氷点下でも作動します。

電池が切れて動かなくなったりしないの?

iBOXは3ボルトのリチウム電池を使用しており、6年間の電池寿命が保証されています。また、フック解除をするたびに電池残量の確認が自動で行われ、バッテリーが少なくなると電子キーに警告が送られます。6年はあくまで保証されている期間であり、アメリカでは10年以上継続して使われているものもあります。バッテリーが少なくなったら本体を交換できるので安心です。

時間設定は?

iBOXへのアクセスは時間設定が可能です。例えば日曜日の午前中は見にこられても困る・・といった場合などは、その時間帯をアクセス不可にすることができます。(※このオプションは平日と週末の2種類のみ設定できます。毎日違う時間帯や平日中日のみ違う時間帯といった設定はできません。また、アクセス不可時間帯を1日に2つ以上設定することはできません。)

MLSとは?

MLSとはMultiple Listing Service(またはMultiple Listing System)の略であり、多様情報登録・掲載サービスを意味します。アメリカで一般的に知られているコンピューターを利用した不動産物件登録・紹介を行うサービスもその1つです。 MLSに登録された物件は、その地区のMLSに加入している全ての不動産会社が閲覧可能になります。このMLSに登録しておくと自動的に他の不動産会社との情報共有が可能になり、その情報はすぐに買い手に伝わるシステムとなっています。 従って、買い手は不動産会社巡りをしなくても、1ヵ所ですべての情報を見る事が出来るのです。無駄な時間をかけずに今ある全ての情報を把握し、そこから自分に合った物件を納得して選びだすことができます。また、このシステムによって不動産業者は潜在する多くの顧客を見逃すことがなくなり、他社が持つ物件の情報を調べたり、その情報を得るために足繁く他社へ通うといった、お客様である売り手や買い手へのメリットが存在しない、つまりは不動産業者にとっても利益が生じないところでの無駄な時間を削減することができます。

欧米では市場の80%近くを中古住宅市場が占めており、「中古住宅=質が悪い」というイメージは存在しません。これと比べると、日本の中古住宅市場は20%にも満たないという真逆の構図になっています。
今日、政府が打ち出す住宅政策は、戦後60年以上続いた取り壊しから新築を立てる構想から、長期にわたり生活ができる住宅と生活環境づくりを行う方向に変わりました。「中古住宅=優良住宅」と言われる時代はもう近くまで来ています。中古住宅の流通が活性化することは、不動産業務の変化を意味します。時代のニーズと流れに合わせて、今後の日本の経済発展、さらに日本人の生活そのものを豊かにしていくことが、MLSが提供するものなのです。